音の粒子たち

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zoom RSS お盆と犬の物語

<<   作成日時 : 2006/08/15 21:22   >>

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鳥取からの帰り、千里付近を通過中に撮ってみた。ナイスなタイミングで鉄柱が入った失敗作。この時点で上りは15キロ、逆の下り側は40キロ渋滞だった。帰省ラッシュというものに生まれて初めて巻き込まれた記念すべき日だった。
もう二度と巻き込まれたくない。
今日はお盆だね、みんな帰ってしまって人影はまばら。近所の工場もいつもの騒音が消えてひっそりと静まり返っている。寮のみんなは帰らないみたいだ。
帰る。帰る場所。今はあるが、そのうちなくなるだろう。
帰る場所がある人たちがうらやましい。

田舎は恵那だ。
恵那の坂本というところで、子供の頃1度行ったきり足を踏み入れていない。
子供の頃の記憶はあやふやだ、と以前に書いたが、その中でもわりとはっきり覚えているのが、犬だ。人ではなく犬。
当時から人付き合いが苦手だった私は、坂本の犬と仲良くなった。
もちろんそこには子供もいたが、よそから来た子は相手にされなかった。
だが犬はそんなこと関係ない。誰でもなついてくる。
そもそも戌年なので(笑)。

「あんたは犬と遊んどりゃぁええわ」
と、親も大人同士の会話で忙しいらしい。私と犬は近所の田んぼまで遊びに行った。
田舎の夏かぁ。
あとここにちょっと背の高い「いとこのお姉さん」なんていたらもう最高だったのにな。
いなかったけど。この頃から私はロマンスとは縁がなかった。
1日中ブラブラしていると、いつしか帰る時間になった。
これはあとから聞いた話だが、「一緒に帰る」と泣いたらしい。
誰と?・・・犬と。
大人たちはみんな笑っていたそうだが、その時から犬との別れはもうしたくない、と思ったのだろうか。一切動物などは飼う気になれない。

お盆になるとそのことをぼんやりと思い出す。
帰りの車の窓から見た坂本の夕焼けは一生忘れられない。


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